- トライアスリートの皆さんへ
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10月18日、いよいよ「2020アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン」が近づいてきました。
新型コロナウイルス感染症の世界的拡大を受けて、我が国だけではなく世界的にもアイアンマンをはじめとするトライアスロン大会が中止、延期となり、トレーニングの成果を発揮する場が失われて半年以上。いや、トレーニングすら満足に出来ない、そんな状況が長く続きました。
幸い、我が国の感染症の状況は一時より落ち着きをみせており、開催に向けて少しずつ明るい希望が持てる状況になってきました。
先週、開催地の自治体トップの皆さんと会談を行いました。開催に向けてのスタンスや協力体制について、有意義な意見交換が出来ました。
国内では、スポーツイベントの再開が始まったばかり。私たちの大会は、感染症が完全に収束するまでの間、いわゆる「With コロナ」のスポーツイベントとしてのモデルケースになる。そんな大切な大会ととらえています。
昨年10回の記念すべき大会として開催しましたが、今回の大会は延期となっただけではなく、コースや会場も出来るだけコンパクトに設定。また審判員やボランティア、スタッフも出来るだけ少なくすることで、感染症対策を行います。
アスリートチェックインに始まり、バイクラック、スタート、コースの誘導、エイドステーション、フィニッシュエリアでのサービスなど、全てのシーンで今までのアイアンマンとは異なったスタイルになります。
これまでは、多くの審判員やボランティア、スタッフがレースをサポートしてきました。しかし、今回は、常に、選手自身で十分に状況を把握し、適切に判断し、行動することが必要です。つまり主催者だけでなく、参加者の皆様にも新しい形の大会運営にご理解とご協力いただく必要があるのです。
そして、あらためてお願いしたいのが、大会までの皆さんの生活をしっかりと管理頂きたいということです。普段の生活においても注意を払い、十二分の感染症対策を行い、会場には健康な状態でお越し下さい。ご家族をはじめ、普段接する皆さんの協力もお願いして下さい。ぜひ万全なコンディションで、感染リスクを抑えてレースに臨んで下さい。
皆さんが最高のパフォーマンスを発揮し、笑顔でフィニッシュするのはもちろん、関係者の誰もが感染症のリスクにさらされることなく、活動を終えることが出来て、はじめて今回の大会が成功したと言えると考えます。
そして、我々の大会の成功が、世界のアイアンマン、トライアスロンの再開への道標になり、より早く日常の大会の姿を取り戻せるように、力を合わせて望みましょう!
10月17日のアスリートチェックイン、18日の大会会場で、皆さんとお目に掛かれることを楽しみにしています。
2020アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン大会会長
アスロニア代表
白戸太朗
About the event
アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンは、愛知県で開催される日本唯一のアイアンマン70.3。広々と景観豊かな愛知県をレースの舞台とし、エキスポ、アワードパーティーは中部国際空港セントレア内で開催。スイム、バイク、ランの3種目中に視線が空へも拡がる、世界にも類を見ないアイアンマンレース。
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